DMCAでGoogle検索除外したら個人情報を公開されたので削除してもらった

DMCAだと相手に情報が公開されることは知っていたのですが、その相手が海外の大きなサイトなので、名前ぐらい別にいいか、と思ってやった結果がこの記事です。

▼検索除外申請とは?/DMCAって?/▼情報が公開される
▼公開された情報を消すには?/▼Lumenへの連絡/▼Googleへの連絡(申し立ての取り下げ)/▼公開された情報の削除申請
▼こんなことにならないために(2/19追記)

Google検索除外申請とは?

(Googleサーチの)検索結果に出ないようにおねがいすることです。
Google八分とも言われています。
自分の著作物や、法的にアレなやつ、個人情報がばらまかれているときなどに使います。
載せているサイトそのものをインターネット上から消すことはできません。

ちなみに、『にゃんこ』というキーワードがひっかからないように『猫 -にゃんこ』と検索することや、
第三者の『にゃんこ』というキーワード検索にひっかからないように『に●んこ』と記述することも、検索除け・検索除外というのでややこしいですが、
この記事では、検索結果に出ないように検索エンジン側におねがいすることを説明しています。

Googleからコンテンツを削除する著作権侵害による削除から申請できます。
申請後、対応状況は削除ダッシュボードで確認できます。
承認・拒否にかかわらず、数時間~数日程度で連絡が来ます。



DMCAとは?

Digital Millennium Copyright Act、略してDMCAです。
日本語では、デジタルミレニアム著作権法と訳されています。
ツイッターやGoogleなど、海外のウェブサービスで申し立てをおこなうときによく書かれてあります。
簡単に言うと、
「虚偽の情報があると処罰の対象となる」=嘘はいけないよ!ハンドルネームもだめだよ!
「提出された個人情報は相手に公開する」=個人でやるなら代理人(弁護士)をたてろ!
というものです。



Googleの検索除外では本名が全世界に公開される

申し立てが受理されると、除外されたURLが本来なら表示される検索結果のページの一番下に、

このようなメッセージが表示されます。

それをクリックすると、

こういうページに飛びます。
これは報告をした自分や、報告を受けた相手だけでなく、誰でも自由に閲覧できるページです。
このページはGoogleではなく、DMCA侵害の情報を管理しているLumenという会社が公開しています。

たとえば、
「同人誌が無断転載されている!サーバーへの削除申請とか面倒だし、検索除外だけしておこう!」
と考え、
「名前 鈴木花子 わたしが発行した18禁同人誌がhttp://***.comで勝手に掲載されているので検索結果に載せないでほしい」
という申請をすると、それがそのまま公開されるので、
「あの同人誌を描いたミラクル★プリンセスさんって、鈴木花子っていう名前なんだ!同僚と同じ名前!」
という事態になりかねません。

てっきり、DMCA侵害者(=検索除外されたサイトの所有者)にだけ個人情報をバラされるのだと思っていたのですが、
申請が受理されて検索除外されても、GoogleはDMCA侵害者に個人情報の公開どころか、通報があったこと自体、一切連絡しないようです。
ただし、Lumenは個人情報を全世界に公開します。

(今回、自分が検索除外してもらったのは、アーカイブサイトという、ページをある日付の時点の状態で保存しておくサイトです。
第三者が保存したアーカイブが、Google検索でこの本家サイトよりも上に出るようになっていました。)




公開された情報を消すには

Googleへの検索除外の申し立ての取り下げが必要です。
それが受理されたあと、Lumenへの情報の削除依頼となります。
この2つは全く別の会社なので、Googleへの検索除外の申し立ての取り下げが受理されても、自動でLumenから情報が削除されるということはないようです。
(※両社ともそう言ってるけどGoogleに申請するとGoogleがLumenに話を通してくれる模様)

また、検索除外の申し立ての取り下げをおこなうと、除外されたページが検索結果に再び現れるようになります。



Lumenへの連絡(この工程は不要です)

Lumenの問い合わせ窓口はです。

というメールを送ると、

というような返事がきました。
抜粋していますが、とても長いメールです。



Googleへの検索除外の申し立ての取り下げ

検索除外の申し立てをしたGoogleアカウントでDMCA(デジタルミレニアム著作権法)の著作権侵害の申し立てを取り消したい方へというフォーラムにコメントをつけます。
どう書けばいいかは他の人のコメントを参考にしてください。
URLなどは書かなくても、だけで大丈夫です。

申し立て時にGoogleアカウントを使わなかった人は、前述の長い英文の手順をこなす必要があります。
にメールを送ってください。
情報が紐付けされていないので、状況の説明が必要ですが、日本語で書いても大丈夫です。

フォーラムにコメントを書くと自動返信がとどき、しばらくして、
「担当者からの連絡を手配させていただきました。ご連絡まで少々お時間かかりますが、今しばらくお待ちください。」
というメールが届きますので、待ちましょう。

フォーラムへの書き込みから22日後
「ID 番号 ***** の通知を取り消す旨のお客様のリクエストを受領し、対応させていただきました。以下の URL を復旧しました。
透明性レポートのリクエストのレコードは、数日以内に表示されなくなります。Google は Lumen に対してお客様が通知を取り消したことを通知しますが、Google は Lumen を運営する立場にないことをご了承ください。」
というメールがremovals@google.comから届きました。



公開された個人情報の削除申請

数日以内に表示されなくなる、と言いながら、(年末年始を挟んで)一週間も表示されたままでした。
先にLumenに連絡していたときに「removals@google.comに連絡を取って返信を転送しろ(日本語意訳)」と言われていたのですが、
日本語のメールを転送していいのかわからなかったので、
removals@google.comから届いたメールに書かれていた返信方法の指示通り(メール題名を変えないなど)に、

と返信したところ、数時間後に、
「お客様
下記の Lumen 通知の確認を試みましたが、、すでに表示されなくなりました。
https://www.lumendatabase.org/notices/******」
というメールが届きました。

Googleが仲介してくれたのか、ちょうどLumenから情報が消えたのかはわかりませんが、とにかく、全世界に公開された個人情報は削除されました。
「対応した」というメールが来ても対応されておらず、確認のメールをして改めて対応してもらえたという方は他にもいるようです。



ならば、どうすればいいのか?

サーバーに通報するなどして、元のコンテンツが削除されてしまえば、いずれ検索エンジンから削除されます。

待っていられないとか、ページ単体ではなくサイトそのものを検索除外したいとか、代理人を立てられないとか様々な事情があると思います。
そんなときには、実名っぽい名前での検索除外申請です。

ですが、前述のとおり、DMCAは「虚偽の情報があると処罰の対象となる」というものです。
やってはいけないことなので、自己責任でおねがいします。
また、申請を取り下げたものを別名義で再申請しても、拒否される可能性が高いです。
(取り消し後、ハンドルネームであらためて再申請を2回しましたが、2回とも理由の説明なく拒否されました。)

【2017/2/19 追記】
著作権侵害による削除「『会社名』の項目にサークル名を記入したとろ、検索除外後にLumenの情報ページには名前は表示されず、サークル名(会社名)が表示された」と教えていたただきました。
ありがとうございます。
なお、この情報は執筆当時(2017/2/19)のものですので、ご注意ください。




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