映画『リターナー』のミヤモトが好きなので感想7000文字

大河ドラマ『光る君へ』を観ていたら「そういえば岸谷五朗氏は『リターナー』でチャイニーズマフィア役をやってたよな?」と思いだし、久しぶりに観たらリターナー熱が再燃してしまい一日に何回も観る生活を続けた結果、出力しないと狂いそうになっているのでしたためます。

配信もほとんどなく、DVDも入手しづらいようです。
監督が『ゴジラ-1.0』の山崎貴氏なので、なんとかなるんじゃないかと期待しています。
少なくとも、『ジュブナイル』よりは希望が。

Amazonでは表記が『インプロダクション「リターナー現場日記 / Days of Miyamoto/Milly/Mizouchi」』になっているから、実は溝内なのかと調べなおしてしまいました。
外部の販促ページはともかくスタッフロールの誤表記は気をつけよう(○敗)


さて、ここからはストーリーに沿ってネタバレ全開で好き好きポイントを書いています。


ここからネタバレだよ

ミヤモトの初顔出しシーンはカメラがぐるっと回ってきて初めてお顔が映って……顔がいい。とにかく顔がいい。もふもふ頭好き。黒のロングコート好き。ありがとう。殺陣において扱いづらいロングコートの採用をありがとう。もうつらい。無理。何回見てもここ胸が痛い。胸キュン☆じゃなくてヴッって衝撃が走る。ステータスが顔面全振りなら致命傷で済んだのにガンアクションまでやってくれるんですよこの映画。


ミヤモトは銃を手放した無抵抗の人の足を容赦なく撃つんだけど、先に溝口を見てるからぬるい処分に見えるし、「そもそも人身売買に加担してる奴だし」ってなるんだけど、ミヤモトの過去を知ってからだと「よく足だけで済ませたな?」ってなる。
ふたたび甲板に出てきて両側から銃を突きつけられて出た溜息好き。まだいたのかー面倒くさいなーくらいの歯牙にもかけない表情。
溝口だと認識したけど冷静になろうとするのも好き。


ミリかわいいね。おじさんはね、きみのようなおめめとまんまる顔が本当に本当に好きなんだよ。
未来編の服装が一番かわいい。終盤のバトル全身黒コスチュームも好き。


ミヤモトとミリのビジュアルがよすぎるのに、二人して性格までいいんですよこの映画……えっ、敵役の溝口が徹底して無慈悲にイカレてる……?性癖を致死量まで詰めあわせて強制葬送霊前セット作るのやめてもらっていいですか本当にありがとうございます。


港から店に戻る車内で喫煙してるミヤモトの横顔があらためて、いい。すみませんちょっと控えてもらっていいですか。一時停止して進めないんですよ。嘘ですもっと見たいです。あっ、この映画のミヤモトの喫煙シーン全部いいんですよ知ってます何周もしてるんで。


「分け前いいから」って言われて躊躇なく全額取る謝ばあさん好き。
メインキャスト四人全員最高だよこの映画。


「お嬢ちゃん、お兄さんはね、忙しいんだ。」ってあー!自分を""""お兄さん""""って言ったよこのひとー!!!


もふもふファーつきのモッズコートだと!?黒のロングコートという厨二病殺しの服装だけでなくかわいさ方面にまで手を!!??おま、おまっ……えっ、チェスの駒で確認を!!!???ああー!その身長ゆえに自然と大股になってるのがわかりやすい横からのショット待ってここの画全部好きもう無理ですお客様隣のレジにおねがいします。


侵入者がミリだとわかって「なんで戻ってきたんだよ……」って脱力してよたよた歩いてるところ好き。
ソファーを踏んで乗りこえる倫理観のミリ好き。
首に爆弾をつけられて「コワイネー」、わあ適当すぎ好き。


ミリを連れて店に行くシーンでミリがモッズコート着てるのが好き。ミヤモトはどうしていま着てるやつを渡したんですかね。
幼少期の経験上、こどもを放っておけないから店に連れていくなら上着を貸してあげたいけど他の上着(※ロングコート)では引きずってしまうから、そんな汚い姿では周りの目が気になるという建前をきちんと用意して「これでも着てろクソガキ」って言って肩で息してブチキレながら脱いで渡したけどミリが言うこと聞くわけないから「いいから着ろって言ってんだよクソガキが」って前もしっかり締めてあげたのはミヤモトだよねそうですよねあー好きどうしてこの映像が脳内にしかないんですか?


みんなだいすきアルデンテ。
おまえさんもこの映画を観てアルデンテを初めて知ったし好きになったんだろ隠すなよアルデンテを見るたびに『リターナー』の布教活動を始める体になっちまったんだろ。
ミリは「手ぇ洗って待っとけ」と言われても起爆装置で脅すことなく待つくらいにおなかが空いてたんだね。
「なに涙ぐんでるんだよ」とドン引きしつつ野生生物の餌付けに成功して昔を思いだしてしんみりするミヤモトかわいいね。
ところでミヤモトさん、ミリが食べてる最中に調理器具を片づけてるけどまさか一人分しか作ってない?正体不明な上に自分の生殺与奪を握ってるミリのためだけにお湯を沸かしてなかなか難しいアルデンテ(ミヤモト談)を?


寝転びつつ背後を警戒するミヤモトかわいいね。
「なに見てんだよ」と凄んでご機嫌斜めなミヤモトもかわいいね。
ここまでくるともうミヤモトかわいいbotになってるね。
ミリの「なんで起こしてくれないんだよ!」に驚いて起きてコートを取ってなにかを踏んだことに気づいて戻るまでの動きがぐでんぐでんでかわいいね。
これでもこの子リターナーなんすよ(後方腕組み彼氏面)


新聞ではミヤモトが実際には『宮本』だとわかります。
一瞬の映像ではあれがミヤモトの写真・記事だとややわかりにくいけど、ガッツリ映して印象づけすぎてしまうのもよくないんだろうなと。
『ミヤモト』と『宮本』では印象が違いますね。
わたしはミヤモト派です(過激派)


で、このシーン、モッズコートは寝室にあるんですね。
ミヤモトは自分の着るコートだけ持って寝室を出ていく。
なのに、ばあさんの店でミリはモッズコートを着ている。
もっとさかのぼると、アルデンテ食事シーンの前(揖宿山から帰ってきてミリが事情を話しているとき)、ミヤモトはコートを着たまま話を聞いているけど、ミリはコートを脱いでいて、しかも寝室のハンガーラックにかけられてあるんですよ。
つまり、モッズコートは着るつもりがないミリにミヤモトが無理やり着せていて、帰宅後に脱ぎすてられたらハンガーにすぐにかけるくらいにはお気にいりのコートなんだな???
ははーん、「おまえ俺のコートになにしてんだよ」って威嚇してるけど「二着のうちの一着をあげたんだからそっちまで取るな」って意味だな?


ばあさんの「見つけたらズドン、それで終わりだよ。」に対して、そっかー違うかーな表情のミヤモト。
ミリがソニックムーバーを使うためにコップを見せたときには警戒して一瞬でお仕事モードの顔になったけど、その顔なんやねんかわいすぎるやろ。
ばあさんに「出すもん出しな」と言われたミリを「って言ってるよ?」と他人事な顔で見る。
ミリに視線を送られたら知らないふり。
ミリに何回も叩かれて仕方なくポケットから紙幣を取りだし、少額でいいと思って枚数を数える。
が、ばあさんに紙幣をすべて没収される。
情報を一応聞いてるし見てるけど顔はずっとぼわーんとしてる。完全にやる気がない。原因は「いくぞ!ミヤモト!」「ミヤモトぉ!」って凄んでる奴が実は昨夜アルデンテを食べておなかいっぱいで幸せそうに寝てたからです誰か溝口くん連れてきて。


リターナーやってるときの起伏のない機械的なミヤモト。
リターナーやってないときの感情豊かなミヤモト。
やる気がないぼんやりミヤモト。
対溝口となると語彙が「ぶっ殺してやる」だけになるミヤモト。
みなさんはどのミヤモトが好きdそうですねわたしはぜんぶ好きですね残さずいただきます。


ヒロインが使命を忘れて天真爛漫能天気になるシーンって本当に不快なんですよ。
だからミリが服を用意してもらったり美容室で――
「かおあらってもらった!」
「ここできがえさしてもらうことにした!」
あれ?かわいいぞ?かわいいは正義なのか?
普段なら絶対にクソガキ連呼のミヤモトが店員を二度見してサングラスで顔を隠して小さくなって待ってるのもかわいいね世界が平和になったね。


銃で鍵を壊すシーンでミヤモトが黙ってミリの腕を掴んで下がらせるところ好き。
ところでああいう認証系のものって物理的に壊すとドアは絶対に開かないイメージなんですけど実際はどうなんでしょうね。
なおここでミヤモトが初負傷。


研究所爆破されちゃったけど、爆弾をつけられたと思いこんでいるかわいそうな緊縛おじさんは無事なんですか。とりあえず溝口のせいにしておこう。溝口がそれくらいで怒るわけないよむしろご褒美くれるよ弾丸のな。


首を掻いて爆弾をうっかり剥がしてしまったときのヘタレあたふたミヤモト好き。
マグネバンだとバラしたときのミリの「もう怒られないよなてへへ」な顔が好き。信頼関係ができあがってることがわかってる。
ぶらさげ弁当箱爆破シーンはもちろん好きだけど、ミリが目の前の爆発に対して悲鳴をあげるどころか「なにしたんだよ!なあ!なにしたんだよ!」って目を輝かせるところが私生活も見えて好き。


はいはい溝口の「うぇるかーむ」はみんなすきだから落ちつけみなまで言うな。
溝口くんは基本的に瞳孔全開だね素敵だね。
うんうん、反射神経だけでミヤモトと同格に戦うのとりあえずやめてくれるかな?


ミヤモトがソニックムーバーを使う二度目のシーン。
のまえに、ミリが溝口に簡単に持ちあげられて座らされるところ好き。ミヤモトのバイクに乗るときにも持ちあげられてたからね。ちっこいね。かわいいね。


ミヤモトくんソニックムーバーを使って無双してるけど、銃弾を避ける以外の、溝口の銃を蹴りあげて宙を舞ってる最中に最初に投げた弾倉を掴んでどうこうというのはミヤモトの純粋な身体能力によるものでは?
ミヤモトが作中で怪我をしたのって、研究所から脱出するときだけなんですよ?バトルシーンでは無傷なんですよ?なんで溝口くんはそんなミヤモトと対等に戦えるの?

ここはみんな何度も一時停止しながら見直すところけど「誰が相棒だ馬鹿野郎」って暗闇でこっそりニコニコしてるところから、「俺はな、弾が見えるんだよ。な?」ってミリへのデレから始まってデレで終わるところまでしっかり見るんだぞ。いいからいますぐ見るんだよ馬鹿野郎。


「いいか、よく聞けクソガキ。」 から始まり「だからミリ、あきらめるなよ!」で終わって「俺がついてる」でとどめさすのなんなん?好きすぎるやろ。(俺が)(ミヤモトを)


「ミリ!」と呼ばれてミリが「ミヤモト!」と返すのが振りかえるのと同時なところ、好き。好き。
この時代にミリと呼ぶのはミヤモトしかいないから、振りかえってから誰なのか確認する必要がないんだよ。
そりゃあミヤモトも銃をしまって両手で抱きしめますわ。


ミリがミヤモトの袖を捲ってソニックムーバーを起動するの好き。
ソニックムーバーを右手首につけているから、シーファンのブレスレット(古銭)もしっかり見えるんですよね。どう見てもはじめての共同作業ですありがとうございました。シーファンも一緒なんだよ。ここに式場は建てませんが溝口の墓を作りましょう。

溝口の「うぇるかーむ」で囲まれてミヤモトが「合図をしたら前に飛ぶんだ」と言ったところではミリは作戦がわからず、ミヤモトの口頭の指示通りに行動してるんです。
このシーンでは「あれって頑丈だよな?」で、子細はわかっていないけど直前に言われた「俺がついてる」を信じてミヤモトの腕にあるソニックムーバーを起動して笑ってあーあーあー!
一応伺いますけどミリさんがミヤモトに落ちたのはいつからですか?早くてもミヤモトの2回目のソニックムーバー使用時からですよね?ちなみに自分は映画冒頭で顔が映る直前の甲板を歩く後ろ姿を見たときからです(古参マウント)


騎兵隊だ爆破シーンでは溝口含め全員が宇宙船を見るけど、溝口だけがすぐに振り返るどころか銃を構えてるところが溝口を最高に溝口たらしめてて好き。
ミヤモトは溝口を倒すことよりこの場から脱出することを優先している。
ここで溝口は宇宙船<ミヤモトになってるし、ミヤモトは宇宙船>溝口になってる。
ミヤモトとミリにはいろんな側面があるけど溝口はどこのシーンを切りとっても溝口だよ。
片手で撃つと同時にもう片方の手で額を覆うのはソニックムーバー使わないと無理だよ。
溝口を倒すのにミヤモトとミリとソニックムーバーとダグラのバリアが必要になるのは溝口がミリよりさらに未来人じゃないと話が合いませんて。
そういえば映画冒頭の甲板でミヤモトが目を離した5秒間でヘリに乗り込んでたわこの人ソニックムーバーのスキル持ちだわ。


「だからそれは茹で方……おい、おまえわざと間違えてるだろ?」にニヤニヤするミリもかわいいし、ミリに呼ばれて「なんだよぉ」って隠す気もないほどニッコニコで振りかえるミヤモトも好き。
消えていくミリの視線に合わせてぺたんと膝をつくところ好き。
ミヤモトの表情が一転するシーンぜんぶ好き。
ミリさんよ、ミヤモトが今夜泣きながら一人でアルデンテを食べてたらどう責任とるんですか?おねがいだからミヤモトに二人分のアルデンテを作らせてあげて。
ブレスレットを見るたびにシーファンを回顧してるお兄さん(自称)にアルデンテ(とモッズコート)とかいう回想ピタゴラスイッチ追加しないで。さすがにソニックムーバーは消えてますよね?じゃないとミヤモトの右手が思い出の重さでちぎれる。いいんだよミヤモトはどんどん曇らせろ。生きててはほしいけど平凡な幸せを得てほしくはないんだよ。


ばあさんの言う「恩知らずが増えたね」はミヤモトにとってのミリはもちろん、ばあさんにとってのミヤモトだけでなく溝口のことも含めてると思う。
溝口に脅すよう指示された部下から謝ばあさんが無傷だったことからも、溝口には謝ばあさんには手を出せない理由があったんだと思う。重要な取引相手的な意味で。
溝口がミヤモトより強いふしはあるけど、作中最強は謝ばあさんでは?


ああ〜最後の最後に最高の喫煙シーンをありがとうございます〜。その紫煙はわたくしめが火葬されたときの煙です。
ミリが残したライターを見て「俺こんなのに騙されてたんだなあ」みたいな嬉しそうな顔するの好き。
そのライターを持つ手にはシーファンの形見のブレスレットがあるっていう……ね、大切なものが増えてよかったねえミヤモト。
銃口を向けられていることに気づいて煙草を捨てるところ好き。
ふにゃふにゃ笑顔が一瞬でリターナーの顔に戻ってしまうところ好き。全米が泣いた。
自分の銃がないことに気づいて悔しがるところ好き。近所にお買い物に行くときすら銃を携帯してたんだもんね。



ディレイテッドカット集

せっかくなので、デラックスエディション(特典版)の話もします。

【S#19 ミヤモトのアパート・階段】
余裕がない自身に対しての苛立ちが溜息と舌打ちからひしひしと感じられて好きだけど、映画版の構成が好きすぎるからカットされててよかった。
本来なら(溝口の件がなければ)優しくしてあげられたんだろうなあ。


【S#146 謝の店内】
全米がまた泣いた。『割愛』ってこういうことを言うんですね。

店の外の右側が想像と違う。もっと陰気な僻地だと思ってた。アパートから徒歩圏内だったのか。


●映画版の謝ばあさん(のイメージ)
溝口が劉グループの関係者だとミヤモトに警告するシーンは「面倒くさいことになるからやめておけ」程度に見える。
ミヤモトを殺した犯人を特定して、どういう最期だったのかは確認するけど、犯人に対してはなにもしなさそう。そして、ミヤモトの引退をとめなかったことをひたすら後悔する。
ミヤモトの形見にもなってしまったシーファンのブレスレットをつけそう。


●ディレイテッドカット集での謝ばあさん(のイメージ)
謝ばあさんの愛が深すぎて、九死に一生を得たミヤモトの今後や映画の内容を思いかえすよりも、ミヤモトがあのまま死んでいたら謝ばあさんがどうなっていたのかしか考えられない。ばあさんにとってのミヤモトは大勢の客(取引相手)の一人であってくれなきゃしんどいよ。
とりあえず、ミヤモトを殺した犯人を特定してきちんと葬る。それは絶対に。
シーファンのブレスレットを引きとりはするけど、保管するだけでつけないし、見ることもなさそう。


おら、もっとディレイテッドカット持ってんだろ飛んでみろよ見たいのはオフショットじゃなくてミヤモトなんだよ出さないなら作品はその作品内で完結させろ過激派なのに小説版の話すんぞ。


続編のこと

続編に関する情報を見てしまったので少しだけ触れます。

もうちょっとましな未来を探すことを選んでリターナーをやめたものの銃を構えようとして殺されたミヤモトがミリに救われたあと、リターナーに戻るのか戻らないのかを考えようにも思考停止してしまうくらいには完璧で綺麗で見事なエンディングなので、続編はあってほしくない。

溝口亡き後ではミヤモトががんばる理由がないよ、ミリが生きる未来のために今作並のモチベーション出すのは解釈違いだよだって「未来なんかにキョーミねぇよ!」って言ってるんだから(作中では言ってない)(キャッチコピーでは言ってる)
うーん、実はシーファンが生きてて闇堕ちして溝口以上のやべー奴になってたことにするしかなくない?

『リターナー2』ではシーファンが死なないように過去に戻って、現代のリターナーとしてのミヤモトを消すとか。
えっ、でもそうなると『リターナー(無印)』は存在しないことに……?ミヤモトがいない世界って必要なんですか……?

(´・ω・`).;:…(´・ω...:.;::..(´・;::: .:.;:


未来に帰るミリにふれようとしたミヤモトの掌が地面にまで落ちて無機質な音が鳴るところ、好き。


06/20 Streamlabsが強制アップデートで起動しなくなったのでOBSに移行した【MacOS 10.5.7】

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